5七銀左型ナナメ棒銀[1]


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 本章より13〜15章で御紹介した四間飛車を中心にセカンドステップと言う事で数多く有る居飛車対振り飛車の対抗型を見て頂く事にします。 それぞれ膨大な変化が有りますので特に重要なポイントに絞って行きますが、 アマ間では最も指されていますので出来るだけ多くの戦型を見て頂くようにするつもりです。

「図1」までの手順

▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲5六歩 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7二銀 ▲6八玉 ▽3二銀
▲7八玉 ▽6二玉 ▲5八金右 ▽7一玉 ▲3六歩 ▽8二玉
▲6八銀 ▽5二金左 ▲2五歩 ▽3三角 ▲5七銀左 ▽6四歩

「図1」


 後手の四間飛車に対して先手の▲5七銀左型が、 対振り飛車急戦の代表的な戦型で有る事は前にも御紹介しました。 これは大山十五世名人と死闘を繰り広げた昭和の名棋士、山田道美九段らの手により確立された物です。

「図1」から「図2」までの手順

▲3五歩 ▽同 歩 ▲4六銀 ▽4五歩
▲3三角成 ▽同 銀 ▲3五銀 ▽4四銀
▲同 銀 ▽同 飛 ▲3二角 ▽3四飛
▲2三角成 ▽2七歩 ▲3四馬 ▽2八歩成
▲4一飛

「図2」


 後手の▽6四歩に対して▲3五歩と突き捨ててから▲4六銀と出る速攻がナナメ棒銀と呼ばれる、この形の定跡となります。 ▲4六銀に▽4五歩とすぐに反撃する手は少し損となり「図2」では先手優勢です。 ▽4四銀の所では▽3四歩と打つ手も有るので実際には難解ですが。

「図1」から「図3」までの手順

▲3五歩 ▽同 歩 ▲4六銀 ▽3六歩
▲3五銀 ▽4五歩 ▲3三角成 ▽同 銀


「図3」

 ▲4六銀には▽3六歩と突き越す方が本筋です。 以下▲3五銀から角交換で「図3」となります。

「図3」から「図4」までの手順

▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽同 銀
▲同 飛 ▽3三角 ▲2一飛成 ▽2二飛
▲同 龍 ▽同 角 ▲6六角 ▽同 角
▲同 歩 ▽2八飛


「図4」

 「図3」からは▲2四歩と行く手は当然の事ながら真っ先に見える手ですが、 これは銀交換の後▽3三角からの反撃が有り「図4」まで先手不利となります。 ▲2四歩の前に▽3三角を消しておく必要が有るのです。以下は次章で。



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