タイトル | : 「玄怪録」の「宝応象戯」について |
投稿日 | : 2006/02/23(Thu) 10:52 |
投稿者 | : 小沼 諒 |
参照先 | : http://blog.livedoor.jp/r_onuma/ |
こんにちは。 さて、ブログ「銀将の祖先は虎だった。」において、これから、 将棋史について最初のハイライトである、中国の「玄怪録」の「宝応象戯」 の考察に入ります。 「玄怪録」は唐代に記された怪奇小説ですが、「宝応象戯」、 つまり、中国の象棋(=シャンチー)の祖先の記述がなされているとして、 日中の将棋・象棋の研究者の間では、よく知られた文献です。 しかし、いまだにこの「宝応象戯」について、正確に内容を把握できて いません。なぜなら、この「宝応象戯」は、中国のシャンチーの祖先では ないからです。 かといって、「シャンチーの祖先ではないらしい」という漠然とした 思いだけでは不十分です。 というのは、中国から日本に伝来した将棋の祖先について正確に把握 した者でなければ解けない謎解きが求められるからです。 「将棋の歴史」に関する様々なことについて、意見交換できれば と思います。よろしく、お願いします。 小沼 諒
|