メール公式戦における指し直しに関する規則

                           第1版 1989年 2月15日
第2版 1996年 3月 5日
第3版 2003年 6月15日

1.ルール上指せない手(不可能な動き)
 例:初手▲9七歩、持駒がないのに打つ、等。
 指し直しを認める。対戦相手の同意は不要。

2.あいまいな表現の手
 (1) 駒が成れるときに、「成」または「不成」を付けない。
 (2) 複数の駒が移動可能なときに、それ(打、右、左、寄、等)を示さない。
 (3) メールのタイトルと本文で違う手を書いている。棋譜と盤面で違う手を書いている、等。
 これも手が明確でないので、その情報の追加は認める。
 (他の手に変えるのは、いけない。)

3.禁手
 (1) 二歩
 (2) 打ち歩詰め
 (3) 行きどころのない駒
 (4) 王手に対して受けない手
 (5) 二手指し
 不可能な動きとみなし、指し直しを認める。対戦相手の同意は不要。

4.メールのキャンセル
 旧ニフティ同士のメールでは、相手が読む前のメールのキャンセルは認める。

5.明らかにミスと思われる手
 局面を間違ったものとして考えていたものや、また、手を書くとき、数字や駒を間違えた、というもので、手として成立するもの。
 原則として、指し直しを認めない。ただし、相手の同意があれば、指し直していいものとする。

6.一般的な待った
 禁止。

■ルール改訂の履歴

第2版での変更点 1996年 3月 5日
・「4.相手がメールを読む前の変更」を「メールのキャンセル」とし、書き換え。
 参照ログ(#4880〜#5069)

第3版での変更点 2003年63月15日
・メールのキャンセルは、旧ニフティ同士のメールに限るようにした(インターネット経由のメール使用のため)